2013年10月2日水曜日

屋久島。7

ウィルソン株を過ぎ、もう少し本格的な登山道に。

登りも少し急です。

ここから後1時間程。


大王杉や夫婦杉など縄文杉以外にも大きな杉はたくさんあり、縄文杉までの道のりは退屈しません。

他にも『メデューサ』と呼ばれる木の先端が台風などの影響で折れ、そこから新しく枝伸びて出来た不思議な木も。


霧がでだすとさらに神秘的に。




木の生命力と雨の多さが木を成長させるのです。

木から木が生える事も…

自分の枝に種を落としてそこからまた成長し木に。

そうそう、屋久島って南国のイメージがありますが夏は沖縄、冬は北海道位の気候になるらしく日本で最南端の雪が降る島らしいですよ!

ま、そんな話を聞きながらたどり着いた縄文杉。

旅日記、屋久島シリーズもかなり引っ張ってきて、ここがゴールと言うわけではありませんが1番の盛り上がりの場面。

大きい大きいと聞いてはいましたが…縄文杉を見た瞬間単純に

「でっか…!」

としか言葉が出てこなかったです。

そしてその縄文杉の写真がこちらです。


「で…でっか!……いのか?」

そうなんです。縄文杉の大きさは写真では伝わりません…

フレームに納めるとちっちゃくなるし、納めないとなんのこっちゃわかりません。

人が隣に並ぶと大きさは伝わるのでしょうが縄文杉の周辺は立ち入り禁止。手前に立ってツーショットを撮ると遠近法でさらに木は小さく…

アングルでなんとか…と考えましたが写真を撮れるスペースにも限りがあります。展望デッキからしか撮れません。

ぜひ、実際に見に行って見て下さい。

足で歩いて、目で見て、心で感じて下さい。

縄文杉 : 樹高25.3m 胸高周囲16.4m 樹齢は約7200年。

ここから地獄のような帰りが待っています。

行きしにご紹介しきれなかった素敵な景色。


コケや芽。




光。


マグロの頭に見える倒木。


これらの景色を見ながら下山出来たら退屈はしないんでしょうが、全て一度見た景色。

トロッコ道なんて最初はウキウキしながら通っていたので短く感じましたが帰りは延々…

雨なんか降っていたら体温は奪われ、足はグチョグチョ。

僕はこのトレッキングを2回。

まあ、それだけ魅力がある島なんでしょうね。

終わりかと思わせときながら、約束の木霊の写真と島一周が残っています。

続く…

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