昨日、僕の小中学校の同級生がカットに来てくれました。
その友達が仕事で立ち寄った小学校でたまたま対応してくれた先生が小学の時の先生だったらしいんですが…。
僕にはもう1度会いたい人がいます。
随分前にブログにした事もあるんですが。
その人と言うのが小学の時の音楽の先生です。
小学の頃から授業態度が悪かった僕は、ずっと先生に怒られてばかりで机ごと教室から出される様な生徒でした…💧
当然、音楽の授業も不真面目で良く怒られてたんですが
確か6年生の時に、その先生に子供ができて産休に入るという話を聞かされました。
今の時期からだと、みんなと一緒に卒業式に出席できないので寂しいと話していたことを覚えています。
当然、その頃の僕には寂しいとかそんな感情全くなく、それどころか
小学生高学年の男子からしたら「先生ヤッたんや…」位の事しか考えれずにみんなでニヤニヤしてました。
「何ニヤニヤしてるん?」
「いや、別に…」
みたいな感じでした。
まぁ、そんな感じ先生は産休に入り代わりの先生がやって来たんですが
しばらくすると産休したはずのその先生が学校に戻って来たんです!
僕からすると「なんで戻って来たんかな?そんな時期かな?」位にしか思ってなかったんですが
クラスの女子が「先生赤ちゃんは?」って聞いたんです。
そしたら先生が「赤ちゃんダメやってん…」って泣き出しました。
クラスはシーンと静まり返ってましたが、当時の僕からすると「生まれてきてもない子供が死んだ位でそんなに悲しい?」と頭の中ははてなマークでした。
人は生まれて来てから愛情が生まれると思ってたんで…。
その日の授業の事は全く記憶にないんですが(いつもですけど)先生が泣いていたので印象に残っています。
で、結局卒業式のピアノ演奏や歌なんかもその先生に教えてもらって、その先生と共に卒業式を迎えることになったんですけど
最後の音楽の授業の日に先生が(卒業式で歌を歌うのでわりと卒業ギリギリまで音楽の授業はあったと思います)
「今日でみんなとの授業も最後です…みんなとお別れになるのがとても寂しいです…」
と泣きながら話し始めます。
僕の中学校は小学校の隣にあるので遠く離れる感覚もなく、それどころか何が寂しいのかも全く僕には理解できず、いつも通り先生の話そっちのけでボーっとしてたんですけど
先生の口から思わぬ言葉が…
「サトちゃん、先生サトちゃんの事嫌いで怒ってたわけじゃないんやで…好きやから怒ってたんやで…今まで怒ってゴメンね…」
普段サトちゃんなんて呼び方もしてこないのにそんな呼び方されるだけでも恥ずかしいのに、名指しで僕の事を泣きながら話し出した時には
「クソっ!恥ずかしい思いさせやがって💢」とすごい嫌だった事を覚えています。
それから卒業式し、中学生になり部活に行ってる途中その音楽の先生と通学路が同じでたまに「おはよ〜、元気で頑張ってる?」って声をかけてくれたりもあったけどペコっと頭を下げる位しかせずのまま中学も卒業しの先生と会うことはなくなりました。
成長と共に先生に対する僕の態度も悪くなり、先生の僕に対する風当たりも強くなり…高校では「お前なんか学校やめてまえ!死んでまえ」と言われるまでに成長しました(笑)
「お前みたいなもんが社会に出て通用すると思うなよ」なんて言葉から
いつか見返してやる!という気持ちで今日までやってきました。
悔しさと憎しみでここまでやってきました✨
そんな先生の中で唯一僕の事を優しさだけで見守ってくれた先生が小学の時の音楽の先生です。
話は最初に戻りますが、カットに来てくれた同級生が偶然会った先生というのが、その音楽の先生…
つい昨日までは先生をしているのかも分からない状態でしたが、今も先生をしているということが知れてとても嬉しかったです。
冒頭で「もう1度会いたい」とは言ったものの
もう1度会ったからと言って、この話を先生に聞いてもらうわけでも無けりゃ、面と向かってお礼を言うのもなんか恥ずかしいし…20年以上前にもってもらった僕の事を覚えているはずもなく…
結局、僕が言いたいのは
この話の中に出て来た先生たち…僕にとっていい先生も悪い先生もいます。
何にも考えてなかった少年時代でしたけど、やっぱり先生の影響力、存在感は子供にとっては大きいものだと思います。
学校の先生をしているお客様、これから先生になろうとしているお客様、大変な仕事ですが素晴らしい仕事だと思います!
ステキな先生を目指して頑張ってください👍
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