2014年3月27日木曜日

大久野島 3 〜毒ガス島〜

大久野島に到着した僕たちは、チラッと正面に見えた異様なコンクリートのトンネルに興味を惹かれながらも、楽しみは後にとっておくため島を左方向に。

あえて地図は持たずに冒険の始まりです。

フェリーを降りてすぐ、休暇村行きのバスが待機しています。

そのバスに乗って島の反対側にある休暇村に行き、そこでレンタサイクルしても良かったのですが、歩く事を選択しました。

島内はそのバスのみで、自家用車では周れません。

歩いて10分程…キャンプ場を抜け、少し外周道路を逸れ坂を登ると…

早速見えてきたのが


南部砲台跡。


以前訪れた和歌山にある無人島によく似た景色。

軽く砲台跡の周りを一周し、次へ。

地図を持っていないため目的地はありません。

看板を頼りにひたすら前進。


とりあえず中部砲台跡へ向かう事に。

途中、綺麗な花が出迎えてくれました。

名前も知らない紫の花。ツツジみたいな花です。


さらに道を進むと右方向に見えてきたなんとも言えない異様な空気を放つ建物が…


高鳴る気持ちを抑えながら…いや、抑えきれず興奮気味に疲労骨折した足を進めます。


発電所…あの建物は発電所跡?

先250mを急ぎます。

途中、また不思議な建物が…


「登ろうか?」

「登ろうか…」

「せっかくなので登ろうか…」

「中には何があるんだろう?」

結果、やめときました。

危ないもんね!

そして到着…


僕たちの目に飛び込んできたものは…



壁に書かれたMAG2の文字…

これが発電所跡。廃墟です。

自然が好きな僕は日本の北は北海道稚内から南は沖縄の最南端の波照間島まで転々としてきましたが、行き尽くした感がありました。

建物にあまり興味のない僕が次に興味を持ったのが廃墟です。

人工と自然のちょうど中間的な存在。

それが廃墟。

続きます。

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