先日、カット中に男性の方が「ショップカードないですか〜?」とお店に入ってこられました。
情けない話なんですがショップカードが無く、お店のメンバーズカードをお渡ししました。
「料金表とかないですか?」と言われ、情けない話それも無くホームページの料金表をみてもらう事に。
実は…この男性の事を僕は知っていました。
前に働いていたお店の僕じゃないスタイリストの担当のお客様。
でも、僕の事を覚えてもらってるなんて思わなかったのでその事に関しては触れずに終わりました。
あれから何日か経って…
次はそのお客様と同じ名字の女性からご予約のお電話がありました。
そのお客様が本日ご来店されたのですが、皆さん予想通り奥様でした。
その奥様は、僕が前のお店を辞める直前に僕が一度だけカットを担当させて頂いたお客様でした。
お店に来て、カルテを書いてもらった後セット面に移動してカウンセリング。
お客様は僕の事を覚えて来てくれてるのか…それとも偶然なのか…まだこの時点ではわからずドキドキしているとお客様から
「前に一度カットをしてもらったんですけど…」
もうおわかりでしょうか?
自慢になっちゃうんですけど、良かったみたいですねぇ…カット。
髪の毛の生えぐせや髪質を理解してくれる美容師となかなか出会えず、探し求めて2年半ぶりにわざわざ来て頂いたと言うわけです。
あの日の髪型が良かったみたいで忘れないように写メに残したとか…それはもう誉め殺しで。
半分照れながら、内心これ以上ハードルを上げられると壊れてしまうと思いストップしてもらいましたけど…
前にもありましたが「2年半前の僕の考えるカットとは…」
そんな事を考えながら過ごしたわけなんですが、このままだとただの気の悪い自慢話でブログが終わってしまいます。
そこで僕は考えました。
カットと言う技術を通して、こうしてまた繋がりが持てる喜び
を、噛み締めながら日々仕事に取り組もうと思い直した一日でした。
と、締めくくればいやらしくないかなと。
また、あの頃と変わらず…いや、あの頃以上に僕のカットを気に入っていただけたら幸いです。
0 件のコメント:
コメントを投稿