僕は娘を叱ります。
危ない事、お行儀の悪いこと、迷惑になる事など。
娘のためを思って叱ります。
美容師になりたての頃、大学生や高校生のお客様と楽しく話していました。
自分も若かったからよくわかるんですよ。
その頃楽しかった話や夢中になった話、面白い話が。
今でも、もちろんよく話しますよ。
ただ、年を重ねるとともに忘れるんですよね。
その頃楽しかった事や夢中になった事を。
すると、会話に詰まります。
人は悲しいもので忘れていく生き物なんです。
そして今、大人になりました。
そして、親にもなりました。
親になって気づくんですよ。
あの頃の親の気持ちが。
どんな思いで僕を叱っていたか、育てていたか。
親になって初めて気づくんですよねぇ。
で、そんな思いで子供を叱ります。
同じ様に叱ります。
あの頃、叱られていたあの頃の気持ちを忘れて叱るんです。
そして娘に言われるんですよ。
「パパに怒られたらさみしい」と。
もし、あの頃の納得いってなかった子供の頃の気持ちを忘れずに子供を叱れたらもう少し上手に叱れたんじゃないかなぁって。
『子の心親知らず』です。
自分勝手なもんですね?
結局今の自分の都合次第なんだと。
そういや高校生の頃自転車で通学していた時クラクションを鳴らしまくってくる車がうっとうしかったですね。
車の免許を取ると横並びの自転車がうっとうしくなりました。
今はバイクなので追い越しできない程細い道でバイクで走っていると後ろのトラックごめんねと思いながら走れるようになりました。
そんなバイクのような子供…いや、親になりたいです。
今日はお客様とコーヒーを飲みました。
仕事中にもかかわらずコーヒーを飲みました。
楽しかったです。
ごちそうさまでした!
バームクーヘンも…!
0 件のコメント:
コメントを投稿