僕もみなさんも忘れてしまってますよね…
レンタカーを借りて島一周しだした所で僕の携帯電話が鳴った所でしたね。
電話に出てみると内容は…
「屋久島発のプロペラ機と同じタイプの飛行機が中国で胴体着陸をするという事故が起こりました。緊急点検の為1便の欠航が決まりました。2便、3便は欠航になるかまだわかりません。今日中に確実に帰るにはすぐに引き返してきてもらってフェリーで鹿児島に向かいそこから空港までタクシーを使って鹿児島空港から飛行機で飛んでください。」との事です。
どうする?
答えはもちろん島一周するに決まってます。
念のため明日一日は仕事も休みをとってたし、このまま帰るなんて悔いが残ります。
ふと脳裏をよぎったのは、朝の準備の時に横で流れていたニュース。
確かどこかの国で胴体着陸したとか、鹿児島県のテロップが…
少し不安になりながらも僕は島一周をする事に。
1日2回。干潮前後のみ入浴可能の海中露天風呂。平内海中温泉。
「絡まる」が名前の由来。中間ガジュマル。
落差88m。真下から滝を眺められる大川の滝(おおこのたき)
野生の猿に逢えたり。
生命力を感じる木。(木から木がはえてます)
美しい山に。
山だけじゃない。透き通る海。
時期によってはウミガメが産卵。
見所いっぱいの屋久島を堪能し。
結局その日と次の日は全便欠航が決まり、もう一泊してフェリーで鹿児島空港まで帰る事に。
空港がその日のホテルや次の日のチケットの手配などをしてくれ、よるご飯だけ時間が遅く用意出来ないのでホテル近くの居酒屋さんで食べて行く事になりました。
そこで寄った居酒屋さん『寿し いその香り』
一見、サザエさんの登場人物を足して2で割ったような名前の居酒屋さん。
ここの大将(当時30歳位)が気さくで人のいい事。
事前に事情を聞いていた大将は色々と気にかけてくれ、最終的に大将の実家が元民宿で部屋がたくさん余ってるから泊まっていけという事に。
ホテルをキャンセルし、知らない人のお家に泊めてもらうことに。
その日も遅くまで大将やバイト仲間たちと飲み、次の朝、港まで送ってもらい僕の屋久島の旅は幕を閉じました。
当然2回めの屋久島旅で大将に一言お礼が言いたく、またいその香りに。
素敵な屋久島旅が何倍もいいものに変わった初めての僕の一人旅日記でした。
完。
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